音楽が人生を変えた——私が行政書士としてビザ専門をまず目指す理由

はじめに

はじめまして。2025年9月に行政書士として開業しました日野と申します。。

このブログでは、行政書士としての日々や学び、そして今後専門分野として取り組んでいきたい「外国人のビザ」に関する国際業務を始めとしてことを発信していく予定です。

まずは、私自身について少しお話しさせてください。


アトピーに苦しんだ高校時代、私を救ってくれた音楽との出会い

Hi-STANDARD(代表曲はこちら)という日本のバンドをご存知でしょうか?
70〜80年代生まれの方なら、きっと人生に影響を受けた方も多いのではないかと思います。

私は高校生のころ、持病のアトピー性皮膚炎が悪化し、毎日全身のかゆみに苦しみながら過ごしていました。
顔はガサガサになり、まゆ毛は剃っていないのに抜けてしまい、外見に強いコンプレックスを抱き、多感な時期だっただけに生きる気力を失っていた時期でもありました。(あの時たくさん悩んでたくさん病院をあたってくれた親には感謝しかない・・・・)

そんなある日、友人が貸してくれたCD、それがHi-STANDARDという日本のPunkバンドでした。
彼らの音楽に出会い、「前向きに生きること」「自分を貫くこと」「自立すること」を教えられたような気がします。

そこから私の音楽ライフが始まりました。


音楽から始まったキャリアと「人生の転機」

Hi-STANDARDや友達をきっかけに洋楽にも興味を持つようになり、大学時代にバイト代をはたいてアメリカで開催されるPunk Rockフェスティバルに遊びに行きました。その時にトレーラーでライブをしていたバンドのメンバーと意気投合。その時交換したメールアドレス、それが「人生の転機」となります。

私は大学卒業後、渋谷に旗艦店を持つ大手レコードショップでバイヤーとして働き始めました。

数年後、アメリカで出会ったあのバンドは日本の代表的な音楽フェス「SUMMER SONIC」への出演が決まりました。彼からメールで連絡があり、その際私がレコードショップで働き始めたことを伝えるとプロモーションの依頼を直接本人から受けることができました。当時の日本の音楽レーベルにコンタクトを取りながら、日本で1・2を争うレコードショップで彼らのインストアイベントを開催することができ、彼らの来日ツアーを強くサポートすることができました。

あのときお店で再会した瞬間の高揚感は、今も忘れられません。


行政書士という仕事に出会ったきっかけ

大学では法学部に在籍していたので、行政書士という資格の存在は知っていました。
受験したのは約10年前。当時も「なにか専門性のある軸を持ちたい」という思いがありました。

音楽業界でのバイヤー職を離れ、日用品・化粧品業界で今度はバイヤー相手に営業職として働くなかで、業界のM&Aが進み将来的に営業職が減っていく現実に不安を感じたことが受験の動機です。

しかし、試験は想像以上に難しく、3回目の受験でようやく合格。(1回目は一般知識の足切り・・・)
合格した後、転勤や事業部の立ち上げなどもあり、資格を活かせないまま10年ほどが経ってしまいました。

それでも、キャリアを見つめ直すなかで「一度、行政書士、個人事業主に挑戦してみたい」と思い、開業を決意。
その際に「自分が何を専門にするべきか」を考えたとき、学生時代にアメリカ人のバンドマンをサポートした経験がよみがえりました。


今後取り組んでいきたいこと

レコードショップでの経験、そしてあの時の感動は、今も私の中で鮮やかに残っています。
行政書士として開業する今度は、日本で活躍したいと考える外国人の方々を法的な側面から支援したいと強く思っています。また、今までの化粧品・日用品業界での営業経験も活かし、会社設立や補助金申請サポート、行政書士として理解しておかなければならない遺言相続関連業務も扱えていけたらと考えています。


そうした分野で自分が貢献できるとすれば、それは音楽への恩返しであり、社会への貢献でもあると思っています。


おわりに

まだ開業したての段階ですが、ブログを通して学びや日々の気づきを発信し、将来的にはビザに関する国際業務に関心のある方々のお役に立てるような情報サイトに育てていきたいと思っています。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です