高度専門職ビザのポイント計算とは?70点の基準と計算方法を行政書士が解説

高度専門職ビザのポイント制度と計算例

高度専門職ビザは、日本で高度人材を受け入れるための在留資格であり、学歴・職歴・年収などをポイント制で評価する制度です。

通常の就労ビザとは異なり、一定のポイントを満たすことで「高度専門職」として認められ、永住許可の要件緩和などの優遇措置を受けることができます。

この記事では、高度専門職ビザのポイント制度の仕組みや計算方法、注意点について行政書士の視点から分かりやすく解説します。

高度専門職ビザについてはこちらの記事で解説しています。

高度専門職ビザは70点以上で取得可能

高度専門職ビザは、学歴・職歴・年収などをポイントで評価する制度となっています。

ポイントの合計が 70点以上 になると、高度専門職として申請が可能になります。

また、ポイントによって以下のような優遇措置があります。

・70点以上:3年で永住申請が可能
・80点以上:1年で永住申請が可能

この制度は、日本が高度外国人材の受け入れを促進するために設けられたものです。

永住許可についてはこちらの記事も参考になります。

高度専門職ビザの主なポイント項目

高度専門職ビザでは、主に以下の項目でポイントが評価されます。

学歴:最大30点
職歴:最大20点
年収:最大40点
年齢:最大15点
研究実績:最大15点
日本語能力:最大15点

その他卒業大学に応じての加算などいわゆる特別加算の項目があります。
これらの項目を合計して、70点以上になると高度専門職ビザの申請が可能となります。


高度専門職ビザのポイント計算例

例えば、以下のようなケースを考えてみます。

・修士号:20点
・職歴7年:15点
・年収800万円:30点
・年齢32歳:10点

この場合の合計ポイントは以下の通りです。

合計:75点

70点を超えているため、高度専門職ビザの申請が可能になります。

高度専門職80点以上のメリット

高度専門職ビザでは、80点以上になるとさらに優遇措置が拡大します。

・永住許可の申請が1年で可能
・配偶者の就労要件の緩和
・一定条件で親の帯同が可能
・入国・在留手続きの優先処理

そのため、高度専門職ビザを検討する際には、70点だけでなく80点を目指すケースも多くあります。

ポイント計算で注意するポイント

高度専門職ビザのポイント計算では、以下の点が実務上よく問題になります。

・年収の計算方法
・職歴の証明資料
・海外の学位証明
・日本語能力の証明

ポイントの評価方法によっては、申請が認められないケースもあるため、事前に正確なポイント計算を行うことが重要です。

もしもポイントに満たない場合は、就労在留資格である技術・人文知識・国際業務などの取得に方針変更することをおすすめします。

技術・人文知識・国際業務ビザについてはこちらの記事で解説しています。

まとめ

高度専門職ビザは、学歴・職歴・年収などをポイント制で評価する在留資格であり、70点以上で申請が可能となります。

また、80点以上になると永住許可の要件がさらに緩和されるなど、多くのメリットがあります。

外国人材の採用を検討している企業や、高度専門職ビザの申請を考えている方は、事前にポイント計算を行うことが重要です。

高度専門職ビザのご相談

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